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【上映情報】
☆『写真をよろしく』がひさびさに上映されます。
2009年8月24日(月)開催の映画美学校ドキュメンタリーセレクションにて、 『靖国で会った人たち』『帰郷ー小川紳介と過ごした日々ー』と併映されます。

■映画美学校ドキュメンタリー・セレクション 上映とトーク

ドキュメンタリーコース初等科のこれまでの修了作品の中から、3作品を選らんで上映いたします。なお、上映後には、小川プロダクションの元スタッフで、ドキュメンタリー映画作家の飯塚俊男さんをお迎えして「ドキュメンタリー映画をつくる」というテーマでお話をしていただきます。

日程:2009年8月24日(月)18:00ー
18:00−ドキュメンタリー・コース初等科修了作品
18:00−『靖国で会った人たち』2003藤森久嗣(DV/23分)
18:30−『写真をよろしく』2006遠藤協(DV/47分)
19:00−『帰郷ー小川紳介と過ごした日々ー』2005大澤未来・岡本和樹監督(DV/41分)
20:00−トーク
「ドキュメンタリー映画をつくること」
飯塚俊男(ドキュメンタリー映画作家/小川プロダクション元スタッフ/映画美学校講師)

参加:入場自由(どなたでもお気軽にご参加下さい)
会場:映画美学校第一試写室(京橋)
http://www.eigabigakkou.com/


【作品情報】
☆CO2にて奨励賞受賞!
『写真をよろしく』(2006年/DV/47分/映画美学校2005年ドキュメンタリー初等科修了作品)
○監督・編集/遠藤協 ○撮影/尾尻弘一、小林洋一郎、遠藤協 ○音楽/森ゆに ○出演/原田澄江、高橋洋一、行貝チヱ、後藤青ほか

予告編(1分)はこちら↓
http://peevee.tv/v?13gfd4

〈あらすじ〉
祖母の家の物入れには過去一世紀に迫る大量の家族写真が眠っている。ある日突然祖母がそれを破り捨て始めた!
祖母はなぜ写真を捨てるのか?孫の僕はどうすればいいのか!? 
写真誕生170年。今日もどこかで無数の写真が撮られ続けている。でも今から100年経ったら誰がそれらのイメージにカタをつけてくれるのだろう?
どこの家にもある平凡な「家族写真」の所在をめぐる、極私的写真論の試み。
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太田出版の『d/sign』に

2007/12/06 22:00
画像


本日発売の雑誌『d/sign』 no.15(特集:写真都市)に掲載されている阿部嘉昭さんのコラム「写真都市彷徨」に、拙作『写真をよろしく』がとりあげられています。
タイトルは「写真を切って捨てる」です。

http://www.ohtabooks.com/view/bookinfo.cgi?isbn=4778310993

短いコラムですが、書店などで見かけたら手に取ってみていただければと思います。
僕もさっきアマゾンから届いたばかりなので、ぱらぱらとしか目を通していませんが、「読みで」と「手に取りで」のある特集です。


季刊デザイン no.15 (15)
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25日『写真』再映です!

2007/11/23 18:38
11月25日(日)neofest2007秋にて、拙作『写真をよろしく』再上映いたします。お時間があればぜひどうぞ。

http://www.neoneoza.com/program/neofest_2007_autumn.html

『写真〜』の上映は16時半からの回ですが、たぶん17時頃の上映になるかと思います。
よろしくです!

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2007/9/21 宮本ノートが届いた

2007/09/21 17:35
○以前、かなり濃厚にニーティな生活を送っていた頃、僕の精神上の大きな支えとなってくれた宮本常一調査ノートの翻刻版がこの度出版され、先日送られて来ました。
http://canonthegreat.at.webry.info/200601/article_17.html
http://canonthegreat.at.webry.info/200604/article_3.html



画像

ジャジャーン!
これが送られてきた宮本ノートです。宮本先生が調査時に使用していた大学ノートに似せたしゃれた装丁となっております。


画像苦労して翻刻した僕の担当部分が活字化されています。
聞き慣れない民俗語彙には苦労しました。









画像奥付には、協力者として己の名前も。宮本先生の偉大な足跡の最末席に連なることがでました。









とまあ、こんなミーハーなことで一喜一憂している日常です。
考えてみれば、こういう先達の残した仕事を整理するだけでも膨大な量の仕事が日々生み出されているわけで、佐野眞一なんか宮本常一だけで5冊以上も本を出しているわけで、戦略の持ちようではメシの種はいくらでも転がっているような気もしてきます。以前考古学会を震撼させた石器捏造事件では、その再検証作業だけで「これで一生メシが食えるではないか」と言った豪胆な学者さんもいたそうですが、一理あります。
で、なにかよいメシの種はないかしらと思案しつつ、しかし見出せず、つまらない仕事に精を出す相変わらずの日常を送っております。

ちなみに、まだまだ宮本ノートの翻刻事業は継続中で、次期は10月から翌3月までの計画で協力者を募集しているようです。完全ボランティアなので、メシの糧にはなりませんが、精神の糧にはなるかもしれません。興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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2007/9/13 正直疲れが

2007/09/13 01:28
○先日の上映に足を運んでくださったみなさま、どうもありがとうございました。
いろいろ批評もいただきまして、感謝しております。
作品の出来とは別に、上映していろいろ思うところがありまして、良い経験になりました。


○週末には、また別作品の上映があります。
http://www.eigabigakkou.com/public/index.html

映画美学校ドキュメンタリー・コース
2006年度高等科修了作品発表会
 
9月15日(土)
会場:アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
入場自由(無料)

映画美学校ドキュメンタリー・コース高等科では、佐藤真監督(『阿賀に生きる』『エドワード・サイードOUTOF PLACE』)と山上徹二郎プロデューサー(『まひるのほし』』『エドワード・サイードOUTOPLACE』)の講評を中心に1年間のカリキュラムが行われました。
学生から社会人まで、さまざまな社会的なキャリアを持つ受講生たちの、多彩な実験をどうぞお楽しみ下さい。


●作品解説・スケジュール

12:00〜
『日曜日、しかしそれは日曜日ではない』
2007/DV/4分
監督:西 功
● これから起こる出来事を切り絵アニメで映像化しました。

『ニッポンの、みせものやさん』
2007/DV/75分
監督:奥谷洋一郎
● 日本で最後の一軒になった見世物小屋一家の人びとと向かい合って見えてくるものとは。彼らの記憶を旅する私たち、の記録。

13:00〜
『きみはいま』
2007/DV/24分
監督:西原孝至
● 「君はいま、なにを考えているのか?」東京・渋谷を舞台に、カメラはその答えを記録していく。

『島影』
2007/DV/60分
監督:丸谷 肇
●空と海の青。太陽の赤。雨、風と波の黒。再訪した島に、もうかつての憧憬はなく、私はただその影を追っていただけなのかもしれない。

15:10〜
『生涯AV男優 辻丸耕平』
2007/DV/36分
監督:菅野久美子
● 特殊AV男優、辻丸耕平を巡る物語です。

『彩風白葉』
2007/DV/35分
監督:さとうち 玲
● FCPUGの活動を中心に2005年9月16日〜2007年8月8日までの撮影WSと社宅民家保存プロジェクトの老板画家の三年間の彩風白葉スタイルPVの映像記録です。

16:30〜
『「湾岸沿い」─流通基地としての東京─』
2007/DV/28分
監督:今泉秀夫
● 浜松町からモノレールで羽田に向かう。その眼下には見渡す限り一切の虚飾を捨てた純粋に機能だけを追求した「街」が広がる。

『理想の幻日』
2007/DV/60分
監督:荒井満耶
● 同級生の金子さんは、テルミン操者「賃貸人格」さんだった。彼女を追った先には、まるでサーカスの様な音楽世界が待っていたのだが。

18:10〜
『TX【パイロット版】 』
2007/DV/40分
監督:遠藤協
● 開業2周年を迎えた「首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス(TX)」。開発で日々更新される沿線の風景が映画のはじまりを告げる。

19:00〜
作品講評
● 筒井武文
(映画作家/『レディメイド』『オーバードライヴ』監督/映画美学校講師)
●諏訪敦彦
(映画作家/『H story』『不完全なふたり』監督/映画美学校講師)


自作の上映は18:10分からです。
タイトルと上記の解説からはちょっとかけ離れた感じになってきました。

先日記したように、佐藤真監督が最期に面倒をみてくださった作品群の上映となります。
一日限りの催しですので、お時間の都合がよろしければどうぞ。


○ところで、この2週間、お仕事でつくばまで毎日通勤しております。とある大学の集中講義の助手なのですが、学生にカメラと編集のごくごく基本的な操作を教えて短編を作らせるというものです。2週間とはいえ、これがなかなかに時間が足りない。ほぼフルタイムで、右も左もわからない学生を叱咤激励する日々で、かなり疲労が蓄積してきております。
帰宅後はすぐさま上記作の編集、およびメインのお仕事と、頭の切り替えの下手な僕には良い訓練になっております。その講義も残すところあと2日。学生の作品もようやく形になってきました。僕も学生の発想から得るところなどもありまして、編集にすこし影響なども。
この講義の講師を勤めていらっしゃるのは記録映画の世界で数々の「異業」を送り出してきたK監督でありまして、受講している学生以上に僕のほうが勉強になっております。ためになるな〜。

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2007/9/8 残念

2007/09/09 01:13
佐藤さんの死から4日が経ちました。
この前のブログを書いたときには不思議と冷静にいられたのが、翌日から佐藤さんのことで頭が一杯になってしまい、いろいろ逡巡していました。

死の直後よりすでに進行し始めていることですが、生前の佐藤さんとのつながりを担保しようとする政治的策謀や、故人を神話化しようとする言説によって、きっといろいろなものが覆い尽くされてしまうのでしょう(かくゆう僕もそういう言説をすでに送り出し、またいまもこうして送り出している一人ですが)。
いまは、そうした欲望にあがないつつ、しかしあがないきれず、佐藤さんの死自体がもたらす意味、佐藤さんが健在でさえあればありえたことの可能性の「死」などについて、身勝手な想像を働かせています。

佐藤さんの死因については、鬱病という病気に起因する突発的な「事故」だったと固く信じています。それでも自死という手段については、僕は断固としてナシだと思っています。
いや、僕も49歳くらいになれば実際のところどうなのかわかりませんが、とにかく今はナシです。だって死んだらもともこもないもの。
もっとあっけらかんと生きていければいいなと思っています。

そんなわけで、バカみたいなことを告白しますが、現在わりと後悔しているのは、佐藤さんと一枚も写真を撮っていなかったこと。これは、写真の映画をつくった人間としてはけっこうな痛手です。
朝刊の訃報欄にのっていた佐藤さんの顔写真は、おそらく十年位前のものと思われ、なにか製造業の中間管理職を思わせるふてぶてしい雰囲気を漂わせていましたが、これはちょっと何か違う。ところが確認しようにも僕は一枚も写真を撮っていなかったことに気がつき、結果ネットで他人が撮ったものを見るということになってしまい、しかし他人が撮ったものは依然として他人が撮ったものであって、どうにもものたりないのです。これは残念でした。

すいません、くだらない話題に付き合わせてしまいました。
ところで明日は(すでに今日ですが)、映画美学校映画祭にて自作の上映があります。
おひまならどうぞ。情報はブログのトップページに掲載してあるので参照してください。

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2007/9/5

2007/09/06 00:21
佐藤真監督が昨日亡くなられました。
知らせを受け取った時には(つい先ほどのことですが)、いったいなんのことなのか混乱してしまいましたが、すでにネット上の新聞の訃報欄にも掲載されているのを確かめると、どうもこれは確からしいことが飲み込めました。

どうも、すぐさまこういったブログに記すというのは嫌いなのですが、ドキュメンタリーをやっていると、そういう自分を観察せよ、記録せよと迫られているような気になるという性癖が身に付いてしまっていて、こうして所感だけでも記しておこうと思いました。さすがにカメラはまわさないですが。

ちょうど二週間まえのことになりますが、映画美学校にて佐藤監督の(いまとなっては)最期の講評を受けました。僕の素材は散々なものでしたが、佐藤監督は気を使ってくれたのか、去り際にある言葉をかけてくれました。僕は調子に乗りやすい性格というか、うまく乗せられてしまったというのか、その言葉のおかげで今日もせっせと編集にいそしんでいます。訃報を聞いた後の今もいそしんでいます。訃報を聞いて最初に思い浮かんだのもこの編集のことでした(まったくしょうがないですね)。
こんなとき映画の作り手がとりうる選択肢というのは、やはりつくることしかないのだと思いました。作品は、まだまだ着地点がみえない危い状況ですが、もうこうなったらなにがなんでもつくりますよ!それが、人をノセるのが上手かった佐藤さんのアジに応える唯一の方法と思っています。

佐藤さんが最期に面倒をみてくれた、映画美学校ドキュメンタリー高等科の作品群は9月15日にアテネフランセ文化センターにて上映されます。なんだかいまだ告知がされていないので、ひょっとすると予定変更もあるかもしれませんが、いまのところそういうことです。

他人の死に対しては、「合掌」とか「ご冥福を…」という言葉が安易にでてくるのですが、なんだかいまはクヤしいので、そういう反応はできません。以上、短いですが、そういうことです。
編集に戻ります。


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【告知】ロボット犬アイボの「生」と「死」【9月9日上映】

2007/08/21 00:05
○なんだか告知ばかりして評判の悪いわがブログですが、すいません。
また告知です。

○すでにポチポチと情報がではじめておりますが、9月9日の映画美学校映画祭2007にて、この4月から制作していた短編ドキュメンタリー『ロボット犬アイボの「生」と「死」』を上映することになりました。

画像


『ロボット犬アイボの「生」と「死」』 
(遠藤協監督作品/2007/DV/30分)
2006年、人類は史上初めてロボットの『死』という問題に直面した。生産終了となったAIBOのその後をドキュメントする。

【日時】2007年9月9日14:55〜(Bプログラムにて)
【参加費】1日有効券(入替なし)前売:500円(映画美学校事務局で販売) 当日:600円
※2006年度映画美学校受講生は入場無料となります。必ず入場時に映画美学校受講証を提示して下さい。
【会場・お問合せ先】映画美学校
〒104−0031 東京都中央区京橋3-1-2 片倉ビル1階
(東京メトロ銀座線 京橋駅下車3番出口前/JR東京駅八重洲南口下車徒歩5分)
TEL. 03-5205-3565

詳細は下記ホームページを参照してください。
http://www.eigabigakkou.com/festival/index.html


○かつて一世を風靡したアイボについては以前から気になっていたのですが、もう1年以上前になる2006年3月にソニーがその生産を終了していたことを知って、少なからぬショックを受けたことが制作の動機です。
遅かれ早かれロボットの時代が到来することでしょうが、その先鞭をつけたアイボの興隆と生産終了という事実は、もはやSFの言葉で語るべきことではなくなっています。我々にはロボットの「生」と「死」を語るための新しい言葉が必要なのかもしれません。
おりしも長寿を神祇に祈る重陽の節句(9月9日)での上映です。ご高覧いただければ幸いです。

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2007/8/5 テレビ生活

2007/08/05 17:25
○最近のテレビ生活は、msdaさんに勧められてみるようになった『パパにはヒ・ミ・ツ』シリーズのアンコール放送に尽きる。
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/himitsu/index.html
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/himitsu2/index.html
自分はかなり海外ドラマ指数の高い人間なのではないかと自負しておりますが、とくにアメリカンコメディものを尊敬している点は、25分の放送時間の間にでてきたすべての要素にちゃんとオトシマエをつけていること。物語を進行させるためだけの捨て駒ではなく、ちゃんとすべての登場人物にオチをつけている。こういう態度ってかなり重要で、そして結構難しいことなのではないかと思うが、アメリカのドラマは脚本態勢がしっかりしているので、これが出来ているのではないかと思われます。
『パパにはヒ・ミ・ツ2』の収録中、パパ役のジョン・リッターが動脈破裂により急逝するというハプニングに見舞われながらも、新キャラクターの投入により、ドラマ存続の危機からなんとか盛り返していく様も素晴らしかったです。

○あと、『電脳コイル』をはじめてみた。
http://www.tokuma.co.jp/coil/
好きな感じの設定なので、これまで見逃してたのが悔やまれる。
昨日観た第13話「最後の首長竜」は、無生物の「死」という最近取り組んでいるテーマであることもあり、かなりがっついて鑑賞しました。

○あと、新作もようやくそれとなくまとまってきました。
この夏は2作つくりました。9月にはお披露目できるかと思いますので、追々内容を告知いたします。
9月9日の映画美学校映画祭にて夏の新作第1弾を、9月15日開催予定のD高等科上映会にて第2弾を投入する予定です。もちろん両方ともドキュメンタリーですのでどうぞよろしくです!

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2007/7/29 neofest

2007/07/30 15:27
○昨日のneofestでの上映、無事終了いたしました。
強烈な雷雨にもかかわらずご来場いただいた皆様、ありがとうございました!

上映中ゴキブリが発生するという珍しいハプニングもありましたが、恒例の観客人気投票では、事前に動員をかけてなかったのにも関わらず第3位という名誉をいただきました。率直によろこんでおります。感謝!
年末に開催される予定のneofest2007冬での再上映が決まりましたので、その頃には完成しているはず(?)の新作と併せてまた冬にお会いできればと考えております。どうぞよろしくです!

○あと、監督挨拶でとっさに用意した言葉の反響が予想以上によく、おのれの作り手としてのポジションを確認する上でも大切な上映になったと思います。
これからも精進してがんばります。

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2007/7/28 目が焼けた

2007/07/28 20:52
○昨日、先週と、学生の引率+撮影のため霞ヶ浦湖畔のとある集落へ。祇園祭礼を撮影してまいりました。
見渡す限りの蓮の青葉が広がるフォトジェニックな土地での撮影で、やる気もなかなかだったのですが、たまらないのはこの暑さ。日差しをよけるすべもなく、太陽光に当てられるばかりで見る間に日焼けしてしまいました。目の表面がジリジリ焦げるのがわかりクラクラです。

運転しなければならないので振る舞いのビールをいただけなかったのがかなり名残惜しかったですが、その代わりいただいた梅ジュースがうまかったな〜。名も知れぬ地方メーカーの缶飲料といったところで、きっと二度と出会えないだろう味わいなのです。


○それと、明日はネオフェストでの上映です。
18時からの回で上映しますので、お暇な方はぜひどうぞ。今後しばらくは上映の機会がなさそうなので、未見の方はどうぞよろしくです!
明日は選挙に行ってから会場入りする予定です。


neofest、明日29日のプログラムは↓

neofest2007〈http://neofest.exblog.jp/
neoneo坐〈http://www.neoneoza.com/index.html

7月29日(日)
14:00-
『HOME』10分/2007/ドラマ/西原孝至
『お城が見える』11分/2006/ドラマ/小出豊
『最後の笑顔』24分/2007/ドラマ/木野吉晴
『昇らない太陽』56分/2007/ドラマ/山中雄作
16:00-
『現代の海賊と女』6分/ 2007/ドラマ/宮崎大祐
『ネムの樹』13分/2007/ドラマ/稲井耕介
『La Nuit D'Amour』19分/2007/ドキュメンタリー/石川正幸
『すみれ人形』63分/2006/ドラマ/金子雅和
18:00-
『女、けだもの』10分/2007/ドラマ/島田 恒
『“WHERE WERE YOU?”』14/2007/ドラマ/渡辺あい
『In The Past』37分/2005/ドラマ/池田 泰典
『写真をよろしく』47分/2006/ドキュメンタリー/遠藤協

●入場券2日券(全20本制覇券) \1000
  全作品に観客賞の投票をU/参加作家挨拶有)       
●上映後参加作家との交流会おひとり様 \1000
●お問合せ space neo 03-5281-7820


○あと、ベランダのゴーヤーのほうも順調に成長しております。
すでに雌花も咲き、徐々に実が大きくなりつつあります。受粉の現場に立ち会えなかったのが残念ですが、まだこれから実が付くチャンスはいくらでもあるでしょう。

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2007/7/19 光明

2007/07/20 02:46
○ひたすら編集にかかりきりの日常なので、特に書くことがありません。

編集中は糖分の消費量が半端なく、砂糖たっぷりめのコーヒーだとか、カンフル剤としてチョコレートをむさぼり食っており、これがまた腹の肉を肥やすかと思うと気が滅入ります。夏ですが裸になれません。タバコの消費量も増えています。

作品のほうは、本日あたりようやく光明が見えてきた感じですが、まだまだ乗り越えなきゃならない課題が山積しているので気が抜けません。
締め切りも間近いのです。

今回もガチガチの「社会派ドキュメンタリー」(?)ですが、作品は“楽しく見れる”事をモットーに編集する主義なので、そのあたりのバランスを取るのがなんだか難しいのであります。
さらに今回のテーマは某有名巨大企業を敵にまわす可能性があるので、またその意味でも戦々恐々としながら編集しております。


○そんななか、日常の唯一のたのしみはベランダで栽培しているゴーヤーの成長を見守ること。
編集がまったく進まなくても、日々伸長するゴーヤーのツルを確認するのはかなり癒される重要な行為であります。先日あたりから雄花が咲き始め、昨日は雌花もいくつか芽吹いているのを確認した!
本日はツルの先にカマキリの幼生が留まっており、普段は乾燥した殺風景な我がベランダにオアシスのように突如出現したゴーヤーのジャングルが、さまざまな生物を呼び寄せ、ひとつの生命宇宙をつくり上げつつあることに率直な喜びを感じながら、ひとりニヤニヤしておりました。
そんなところです。

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2007/7/15 台風は止まなかったが

2007/07/16 14:40
画像○週末は大田区のお仕事で厳正寺の水止舞を撮影。
雨乞いならぬ“雨止め”のためにやるという変わった趣旨のお祭でして、撮影を楽しみにしていたのですが、こないだの六郷神社に引き続き台風4号の接近による荒天で、これまた大変でした。
しかし前回の教訓を生かし、台湾風の防水スタイルでなんとかしのぎました。

写真を見てのとおり、水を掛けまくるカメラマン泣かせの憎いお祭です。カメラ用の防水ジャケットをはじめて使ったのですが、なかなかよいね。

前回と同じようにのりすけ先輩、A野さん、K谷くんに撮影を手伝っていただきました。ありがとうございます。


東京新聞の記事になっています↓
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070715/CK2007071502032619.html
 雨よやめ!!台風よ去れ!!大田で水止舞 2007年7月15日
 台風4号による水害などが心配されるなか、大田区大森東の厳正(ごんしょう)寺境内で14日、雨をやませるための祈りの行事「水止舞(みずどめのまい)」が行われた、戸上航一撮影。
 約680年前から伝わる“奇祭”で、都無形民俗文化財に指定されている。保存協力会の会員たちが、ほら貝を持った竜神役の若者に激しく水を掛けながら特設舞台まで運び、獅子舞を奉納して雨止めを祈願した。

○あとそれ以外は、ひたすら編集に明け暮れる日常です。
近々に新作の詳細が発表できるかと思いますので、乞うご期待です!

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2007/7/9 Mr.エゴイスト(=原一男監督)がようこそ先輩に!

2007/07/08 23:39
○今週の「課外授業ようこそ先輩」(NHK教育)に、Mr.エゴイストこと原一男監督が!
本放送は終わってしまいましたが、再放送は8日24時半(9日零時半)から!
テーマは「母を撮る」。

「お母さんのことを知るってことは、自分のことについて知ることだ。」
そう語りかける原一男さんが出した課題は、お母さんをテーマにドキュメンタリーを撮ること。原さんは、自分の出生について聞けずに母親を亡くした。母を知ることの意味を子どもたちに伝えたい。
ふだんは聞けない話、それはちょっと怖いし、恥ずかしい、でもカメラが勇気をくれる。撮影した映像は子どもたち自身が編集する。そして“お母さん”を迎えての上映会。カメラを通じて母と子の対話が、スクリーンいっぱいに広がる。

画像

「課外授業ようこそ先輩」
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/list/list1.html

上記NHKページに掲載されている原監督のプロフィール↓
1945年山口県宇部市生まれ。幼い頃から転々と家が変わり、貧しく辛い少年時代を過ごす。朝日新聞・山口支局でアルバイトをしながら山口高校の定時制に通い卒業後、ジャーナリストを志して東京綜合写真専門学校に入学。1972年「さよならCP」で監督デビュー。自分の元同棲相手を追った「極私的エロス・恋歌1974」や奥崎謙三を追った「ゆきゆきて、神軍」(ベルリン国際映画祭カリガリ映画賞、パリ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ受賞)など異色のドキュメンタリーで知られる。現在、大阪芸術大学映像学科教授。

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2007/7/8 映画美学校ドキュメンタリーセレクション

2007/07/08 19:09
○先月ユーロスペースにて行われた「映画美学校セレクション」に引き続き、開講10周年記念企画第2弾として、今度は「映画美学校ドキュメンタリーセレクション」がこの七月アテネフランセ文化センターにて行われます。詳細がアップされたようなので、転載です。
制作者の年齢層の幅を反映してか(20代から60?代まで!)、なかなか渋いランイナップになっております。
普段上映される機会のない作品が多いので、この機会にぜひどうぞ。

画像

「映画美学校ドキュメンタリーセレクション」(アテネ・フランセ文化センター)
http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/program/bigakkodocumentary/bigakkodocumentary.html

開講10周年記念企画第2弾「映画美学校ドキュメンタリーセレクション」

■開催日程
2007年7月24(火)〜28日(土)

■場所
アテネフランセ文化センター(東京・お茶の水)

■料金
1回券 前売600円/当日800円
3回券 前売1000円/当日1200円
※前売券は電子チケットぴあで販売中
(Pコード:477-797)

■上映日程
7月24日(火)
18:30〜
 「記憶のない生」(7分)
 「帰郷ー小川紳介と過ごした日々」(41分)
 「SELF AND OTHERS」(53分)

7月25日(水)
15:30〜
 「ひとつぶの」(23分)
 「古しえの音を求めて」(42分)

17:00〜
 「オイディプス王/ク・ナウカ」(26分)
 「ぼくらのハムレットができるまで」(47分)

18:30〜
 「粘土ができるまで」(27分)
 「和紙の音色」(30分)
 「めぐる」(45分)

7月26日(木)
14:30〜
 「Go! Go! fanta-G」(22分)
 「ナリタ、私の裸の王様」(45分)
 「靖国で会った人たち」(23分)

16:30〜
 「ヒノサト」(45分)
 「あははおほほ」(47分)

18:30〜
 「籠の中の緑」(93分)

7月27日(金)
13:30〜
 「2000年」(26分)
 「City Lights」(100分)

16:00〜
 「高浪アパート」(59分)
 「あおぞら」(53分)

16:00〜
 トーク(入場自由) 佐藤真(映画作家)

18:45〜
 「ふつうの家」(45分)
 「チーズとうじ虫」(98分)

7月28日(土)
12:30〜
 「AA 第1章+第2章」(131分)

15:00〜
 「AA 第3章+第4章」(158分)

18:00〜
 「AA 第5章+第6章」(154分)


■作品解説
「記憶のない生」2001(7分)
監督/後藤雅美 冨田信康 西晶子
ドキュメンタリー・コースカリキュラムのインタビュー課題から生まれた佳作。課題制作のため高島平団地を訪れたスタッフは、ひとりの老人に出会いインタビューをするが、そこには意外な展開が待ち受けている。

「帰郷—小川紳介と過ごした日々」2005(30分)
監督/大澤未来 岡本和樹
山形国際ドキュメンタリー映画祭2005上映作品
日本のドキュメンタリー映画を代表する創作集団小川プロダクションの山形県牧野村での20年におよぶ制作活動を、当時助監督であった飯塚俊男の証言と出演者の回想でつづった映像による小川紳介試論。

「SELF AND OTHERS」2001(53分)
監督/佐藤真
リュサス・ドキュメンタリー映画祭/山形国際ドキュメンタリー映画祭招待作品
夭折した写真家牛腸茂雄の足跡を、残された写真・手紙・音声からたどる。ドキュメンタリー・コース主任講師の佐藤真は、「不在」を記録する試みを『阿賀の記憶』『エドワード・サイード Out of Place』でも続けていく。

「ひとつぶの」2001(23分)
監督/對島信英
第3期ドキュメンタリー初等科生の對島信英が監督した東京・中延の手作り飴職人の記録。飴ができるまでのプロセスと刻々と変化する飴の質感が見事に捉えられている一編である。

「古しえの音を求めて」2004(42分)
監督/井川路加
出演/久保田彰 武久源造
チェンバロという楽器の「できるまで」を3ヶ月にわたって追ったドキュメンタリー。日本を代表する鍵盤奏者である武久源造が、出来上がったばかりのチェンバロを弾くシーンは感動的。

「オイディプス王/ク・ナウカ」2000(26分)
監督/飯岡幸子
アート・ドキュメンタリー映画祭上映作品
宮城聰を中心として結成された演劇集団「ク・ナウカ」は、「語る俳優」と「動く俳優」をわける方法論で独特の活動を展開してきた。その「オイディプス王」公演を練習風景を絡めながら記録した作品。

「ぼくらのハムレットができるまで」2004(47分)
監督/山本良子
ヘーゲル『精神現象学』の翻訳などで知られる在野の哲学者・長谷川宏が主宰する学習塾「赤門塾」恒例の小さな演劇祭。その「ハムレット」の上演を、練習段階から追ったユニークなドキュメンタリー。

「粘土ができるまで」2002(27分)
監督/田村一郎
山形国際ドキュメンタリー映画祭「映画学校部門」上映作品
栃木県益子町の里山、陶芸用の粘土を手作業で作る職人の静謐な日常を一切の説明を排除して描いた「できるまで」ドキュメンタリーの異色作。AzCONTEST2001準グランプリ受賞作。

「和紙の音色」2005(30分)
監督/野村英司
ワークショップなどを通じて、保育園児から社会人、高齢者や外国人など様々な人々に和紙の魅力を伝えようとする田村正の、和紙職人としての日々の仕事を追った人物ドキュメンタリーの佳作。

「めぐる」2006(30分)
監督/石井かほり
ドキュメンタリー第5期初等科生の石井かほりが、在籍中に暖めた構想を伊勢真一、内藤雅行、米山靖といったプロの映画人のサポートを得て監督。日本最古の染色技法「木版染め」職人の記録。

「Go!Go!fanta-G」2000(22分)
監督/清水浩之
山形国際ドキュメンタリー映画祭「映画学校部門」上映作品
松川八洲雄をして「まったく新しい感覚をもつ記録映画作家」と言わしめた研究科生清水浩之の話題作。自らの父をモチーフに「新しい歴史教科書をつくる会」問題を独特のスタイルで描き、台湾・韓国でも上映された。

「ナリタ、私の裸の王様」2001(45分)
監督/藤本美津子
「成田空港反対闘争のファン」を自認するドキュメンタリー研究科生の藤森美津子が、かつての反対同盟員を訪ねながら記録したナリタの現在。反対闘争が政治的文脈を越えて同時代人に及ぼした影響を証明する作品になっている。

「靖国で会った人たち」2003(23分)
監督/藤森久嗣
第3期ドキュメンタリー高等科生の藤森久嗣が、初等科時代に撮った短編ドキュメンタリー。靖国神社に来る人々の言説を丹念に拾うことで、「靖国問題」のもうとつの姿を捉えようとした作品。

「ヒノサト」2001(42分)
監督/飯岡幸子
山形国際ドキュメンタリー映画祭「映画学校部門」上映作品
ドキュメンタリー第1期高等科生の飯岡幸子が、祖父が高校の美術教師をしていた福岡県宗像市日の里の日常の風景を、厳格なフレームワークで記録した透明感溢れる作品。担当講師の是枝裕和から激賞された。

「あははおほほ」2003(47分)
監督/田村一郎
ドキュメンタリー第2期高等科生の田村一郎による「笑い」をテーマにしたドキュメンタリー。落語や漫才など、計4組の寄席芸人が「笑い」を探求する姿と「笑う」側の観客のリアクションを記録した力作。

「籠の中の緑」2006(107分)
監督/丸谷肇
第5期高等科生丸谷肇が前作『人生紙芝居』に続いて撮った秀作。都会のマンモス団地に囲まれた自然とそこにやってくる人々を追う。透明感のあるキャメラから、ドキュメンタリーの最前線を意識する作者の姿勢が見てとれる。

「2000年」2000(26分)
監督/林健太
ワークショップの冬休みの課題として撮られた作品。コンピューターの2000年問題がとりざたされる1999年12月31日。受講生の林健太は、自らがヘルパーをつとめる重度障害者家庭の大晦日を記録する。

「City Lights」2003(100分)
監督/服部智行
視覚障害者とともに映画を楽しむボランティア団体City Lightsの活動をフィクション・コース第5期高等科修了生の服部智行が監督。ドキュメンタリー・コース主任講師の佐藤真から高く評価された。

「高浪アパート」2006(45分)
監督/大川景子
茨城県千代川村に住むインドネシアから来た8人の若者の姿を第5期高等科生大川景子が自主制作でドキュメント。担当講師の筒井武文が「シーンの連続だけで、すべてが語られている」と絶賛した作品。

「あおぞら」2000(53分)
監督/加瀬澤充
園舎も園庭もなく都内の公園にゲリラ的に出現するユニークな幼稚園「あおぞら」。その活動を研究科生加瀬澤充が1年間通い詰めて撮影したドキュメンタリー。AzCONTEST2001準グランプリ受賞作。

「ふつうの家」2000(45分)
監督/長谷川多実
部落解放同盟の専従職員として解放運動の先頭に立つ両親をもつ長谷川多実が、自らの家庭にキャメラを向けることで、家族の本質をとらえよとうとする渾身のドキュメンタリー。

「チーズとうじ虫」2004(98分)
監督/加藤治代
山形国際ドキュメンタリー映画祭小川紳介賞/国際批評家連盟賞受賞
重病の母にキャメラを向けたパーソナルな記録としてはじまるこのドキュメンタリーは、母の死を契機に、生と死をめぐる「思考」のためのメディアに変容する。ナント三大陸映画祭ドキュメンタリー部門最高賞など受賞。

「AA」2005(443分)
監督/青山真治
青山真治が映画美学校研究科生と制作した全6章の長編ドキュメンタリー。夭折した伝説的な音楽批評家間章をめぐる証言者たちの熱い語りは、70年代の突出した日本の音楽シーンの見事な記録となっている。

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2007/7/3 次回はネオフェスト2007!

2007/07/04 00:36
○性懲りもなく細やかな上映運動を続けているわが『写真をよろしく』ですが(まだまだやりますよ)、次回は今月末neoneo坐にて開催される「neofest2007」での上映が決まりました。

ゆったりくつろぎのスペースで繰り広げられる20本の自主制作映画のガチンコレースをぜひご堪能くださいませ。料金もお徳!
観客全員参加での人気投票もありますので、ぜひ観て、お気に入りの作品に投票してください。

neofest2007〈http://neofest.exblog.jp/
neoneo坐〈http://www.neoneoza.com/index.html

以下、できたてほやほやのプログラムです。


=======
neofest2007夏
=======

開催日時:7月28日17:00−21:00
         29日14:00−20:00

7月28日(土)
17:00-
『any』4分/2007/アニメ /笠原幸弥
『遠い人民のひらいた夢の気分』14分/2007 /実験/ 下江隆太
『地縛のアルバム』38分/2007/ドキュメンタリー・実験/太田智丈
『影の光』47分/2006/ドキュメンタリー /ヴァンサン ギルベール
19:00-
『WAVE』13分/2005/ドラマ/渡辺あい
『Flying to』7分/2004/ドラマ/渡辺あい
『終月(ヨミ・おわりつき)』40分/2007/実験/鈴木修人
『横濱ブルース24時間の女鳴海マリ子』43分/2007/ドラマ /鈴木勇馬

7月29日(日)
14:00-
『HOME』10分/2007/ドラマ/西原孝至
『お城が見える』11分/2006/ドラマ/小出豊
『最後の笑顔』24分/2007/ドラマ/木野吉晴
『昇らない太陽』56分/2007/ドラマ/山中雄作
16:00-
『現代の海賊と女』6分/ 2007/ドラマ/宮崎大祐
『ネムの樹』13分/2007/ドラマ/稲井耕介
『La Nuit D'Amour』19分/2007/ドキュメンタリー/石川正幸
『すみれ人形』63分/2006/ドラマ/金子雅和
18:00-
『女、けだもの』10分/2007/ドラマ/島田 恒
『“WHERE WERE YOU?”』14/2007/ドラマ/渡辺あい
『In The Past』37分/2005/ドラマ/池田 泰典
『写真をよろしく』47分/2006/ドキュメンタリー/遠藤協

●入場券2日券(全20本制覇券) \1000
  全作品に観客賞の投票をU/参加作家挨拶有)       
●上映後参加作家との交流会おひとり様 \1000
●お問合せ space neo 03-5281-7820
以上


わが『写真をよろしく』の上映は7月29日(日)18時からのプログラムです。トリです!
これまではなにかと「平日」や「昼間」の上映ばかりでしたが、地味に「日曜日の夜」の上映にまでいよいよこぎつけました!
勤め人にも立ち寄りやすい時間設定となっておりますので、どうぞよろしくです!

ちなみにご近所のアテネ・フランセ文化センターでは7月24日〜28日までの日程で「開講10周年記念企画第2弾 映画美学校ドキュメンタリー・セレクション」が開催中です。その流れで来ていだだくのも一興かと思います。

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  ↑neofest2007チラシもどうぞ。(PDFからJPEGに起こしたので画質よくありませんが)

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2007/6/28 上映終了【多謝】

2007/06/29 14:56
○27日のユーロ上映、無事終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!

今回は映画美学校セレクション中唯一のドキュメンタリー・プログラムということと、写真という難しいテーマでもあることもあって、どのくらい動員できるか心配していたのですが、入りはこれがなかなかに上々でありました。感謝!!

舞台挨拶は、佐藤真監督が急遽キャンセルになってしまい、一人で登壇することに。
しかも開映10分前にはじめてそれを聞いたので実際かなり焦りましたが、まあかえって喋る時間が増えたのでいつもの調子で調子の良いことをベラベラ喋って参りました。佐藤さんがいたらあの4分の1も喋れなかったと思います(笑)。

ユーロは客席とスクリーンの距離が近いので、わかってはおりましたが作品の粗が目立って、一人油汗をかいておりました。まあ今後の課題です。


○上映前に時間があったのでシネマアンジェリカにて『殯の森』(河瀬直美監督)を鑑賞。
河瀬監督らしい「傲慢な」演出で関心しました(「殯」っていう字が一発変換ででてこないことからして傲慢です)。
観客を中吊の状態に突き放し続けるのは「殯」のテーマにも沿うており、いいのかわるいのかよくわからないですが、果たして森が深いの浅いのか、同じところをぐるぐる回っている(ように見える)だけに、森というより林か里山の印象です。
木の細さとか、人道の存在とか、下草の里山っぽさとか、とにかく人の気配が消えきらない「森」で、これが「殯」という「未決」の状態を表しているのならそれでいいと思うのですが、たとえば「あっち側の世界」に片足突っ込んでいく場合の「森」の圧倒的な深さ(たとえば『お引越し』におけるそれ)に比べると、ちょっぴり物足りない感じがしました。

○そういう意味では、『SELF AND OTHERS』も観客を挑発する映画でした。
実際、4年ぶりくらいの再見、しかもスクリーンで観るのは初めてだったので、初見の印象です。かつては退屈に感じてましたが、今度は全然違って見えるという、観客のコンディションが試されるタイプの映画です。とはいえやはり53分でも少し長いな、という印象ですが。
相変わらずの佐藤節が炸裂していてそれも良かったのですが、写真の切り替えのタイミング(これが難しい!)などかなり興味深く観ることが出来ました。

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2007/6/27 本日上映!!

2007/06/27 00:00
○本日、ユーロスペースにて『写真をよろしく』 +『SELF AND OTHERS』上映です!!どうぞよろしくです。
以下、再度情報掲載です。




◆映画美学校セレクション(ドキュメンタリー・プログラム)◆

『写真をよろしく』(遠藤協監督)+『SELF AND OTHERS』(佐藤真監督)
【日時】2007年6月27日(水)21時〜(レイトショウ)
【場所】ユーロスペース(渋谷)
【料金】前売800円(当日1000円)チケットぴあにて取扱い
【お問い合わせ】
映画美学校〈http://www.eigabigakkou.com/
ユーロスペース〈http://www.eurospace.co.jp/

【作品情報】
『写真をよろしく』(2006年/DV/47分)
監督:遠藤協
思い出の写真を捨てはじめた祖母へのインタビューから始まるこの作品は、やがて普遍的な写真論の領域へ踏み込んでいく。その模索のプロセスが記録されたドキュメンタリー・コース第7期初等科修了作品。CO2奨励賞受賞作。




『SELF AND OTHERS』(2001年/16mm/53分)
監督:佐藤真 撮影:たむらまさき
リュサス・ドキュメンタリー映画祭/山形国際ドキュメンタリー映画祭招待作品
夭折した写真家牛腸茂雄の足跡を、残された写真・手紙・音声からたどる。ドキュメンタリー・コース主任講師である佐藤真監督は、この「不在」を記録する試みを『阿賀の記憶』『エドワード・サイード Out of Place』でも続けていく。
http://www.cine.co.jp/works1/selfandothers/


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2007/6/25 プロポーズ大作戦

2007/06/26 20:58
○今クールのフジテレビ月9ドラマ『プロポーズ大作戦』。
 〈http://www.fujitv.co.jp/propose/index2.html

 写真をつかってタイムスリップするという設定に魅かれて以来、結局ほぼ全話愛聴してしまいました。大体、結婚式に過去をぐじぐじ後悔する設定なんて、男なら誰でも考えそうなものなのでたいへん良いと思います。
 ドラマの最終的な着地点は長澤まさみと山下智久がくっつくというところにしかないわけですが、しかし一方で「タイムスリップ」というのは現実界を活きている我々にとっては「禁じ手」なわけで、そのあたりの倫理的な帰結が最終回でどこらへんに行くのかな?というのがずっと気にかかっておりましたが、それに関しては事の顛末を「未来」に託すという至極まっとうな処理がなされていました。まあこの結末には、賛否両論あるかと思いますが、僕は結構好きです。

画像画像

【長澤まさみのセーラー服姿および長澤まさみのウェディングドレス姿】



 ところで、このドラマには二人のトリックスターが登場します。
 一人はいうまでもなく、三上博演じる「結婚式場の妖精」であります。山下智久演じる主人公の健を過去に送り出し、助言を与え、または叱咤激励し、物語を転回させるもっとも重要な存在です。
 もう一人はというと、健の親友の一人である幹雄であります。平岡祐太演じる幹雄は、ややませた雰囲気を持っている青年で、何事にもクールに対処し、洞察力の鋭さにより物事を潤滑に運ばせる能力を持っています。そしてこの幹雄は、主人公の健がタイムスリップしてきていることに気が付いた唯一の存在であり、ドラマの終盤に至っては、過去に戻ってきた健に対していろいろな助け船を出してくれます。
 その意味で、オルタナティブな時空の流れが存在することに気が付いている幹雄は、主人公と「結婚式場の妖精」(とドラマの制作者と視聴者)を除けば、自らが置かれている構造の外部を見通す力を持っているおもしろい存在です。
 もちろん彼自身は、その構造から外には出ることが出来ません。あくまで見通すことができるまでです。「結婚式場の妖精」がカミのような存在なのだとすれば、この幹雄はシャーマンのような存在なのだといえるかもしれません。

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 この幹雄が主人公のタイムスリップに気が付いた理由について、ドラマではあまり多くは語られないのですが、どうやらこの人物が映像を生業としていることにその資質が求められているようです。学生時代より映像制作を志し、せっせとバイト代を貯めてビデオカメラを購入し、卒業後は映像製作会社に勤務して忙しい毎日を送っているというのが幹雄の基本設定です。
 この「映像を生業にしている」ことと「構造の外部を見通す能力」という幹雄の能力は、なかなか興味深い符合に思われます。

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“シャーマン”幹雄





 というのも、映像をすることには、観察することと、観察したものを再構築していく能力が求められるからです。この再構築する能力には、構造それ自体に揺さぶりをかけていく衝迫力がしばしば出現します(もちろんそれがなくても成立しますが)。映像することには、構造に疑いの目を向けていく行為が含まれています。
 また、映像行為を成立させている原理からも説明が出来ます。というのも、映像するためには、被写体をフレームに収めるための「適切な」距離を常に図らなければならないので、被写体の渦中にあるというよりも、被写体から一歩以上離れた所が撮影者の立ち位置になるからです。この距離感が物事を見通す能力を培うのです。
 とはいえ、この「一歩以上離れた立ち位置」というのは観察には適していますが、なかなか寂しいポジションでもあります。被写体と同化することは出来ず、物事が一番熱く渦巻いているところから距離を置かねばならないので、その孤独に耐えなければなりません。この距離感につんのめったり、つんのめりそうになりながらこれまでいろいろな映像が紡ぎ出されてきたのです。幹雄の基本設定はこうした事情を体現しているようにも見えます。
 
 また、幹雄の存在は、究極的にはこのドラマの制作者たちの化身でもあるようです。脇役にしては幹雄のクローズアップがけっこう頻出します。幹雄の姿を借りて、意識的にか無意識的にか制作者たちの主人公に対する「熱いまなざし」が物語に侵入してくるかのようです。
 そう考えると、このドラマの制作者たちは「一歩以上離れた立ち位置」という距離感からややつんのめってしまっているようにも思えるわけですが、それはそれとして、幹雄という特殊な存在の体を借りて、月9ドラマという物語の、最も外側の方から、外部が侵入してくるようにも見えるわけですから、やはりシャーマンという喩えもめっぽう的外れではなかったかと思うわけです。

 そもそも、タイムスリップの小道具となるスライドショウを準備したのはこの幹雄でした。「過去」と「現在」を媒介する映像メディア(媒体)の担い手であるこの幹雄という存在は、当初からメディウム(霊媒)としての役割をドラマの中で託されていたのです。

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2007/6/23 天竺

2007/06/23 11:49
○本日、某所にロケハンというか撮影の下調べに行くのだが、かなり楽しみ。
さっきグーグルアースで“某所”を上空から確認したのだが、見渡す限り某ブツが広がっていて、かなりソソられる。はやく現地に行きたい!











○というわけで、帰着。
画像

見渡す限り一面の蓮畑が広がる風光明媚な土地で、来月の撮影について打ち合わせなどをしておりました。
季節的にまだ花が咲いてませんが、この蓮畑に一面の花が咲くとなれば、きっと天竺のような風景になるのではないかと夢想しております。
なかなか生臭い場所ではありましたが。

帰り際、天然うなぎのうな重をご馳走になる。美味なり。
期せずして昨今話題の高級食材にありつけたので、撮影もやる気満々なのです。




画像

↑コチラが上空1.87kmからの現地の映像。見えてるもののほとんどが蓮畑です。


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↑ちなみにコチラは、ほぼ同じ高度から見た台湾は台南市北部の様子。結構似ています。
見えてるもののほとんどが、サバヒーという大衆魚の養殖池です。
昨年の旅行中ここのど真ん中で日が暮れ、漆黒の闇の中で方向を見失い、肝を冷やしたあたりです。さらに怪奇現象にも襲われた思い出深い土地です。
サバヒー〈http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%90%E3%83%92%E3%83%BC

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そのとき見つめていた闇











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怪奇現象に襲われた現場。
養殖池の真ん中にポツリと建っている姑娘廟です。








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その時起きた怪奇現象。(イメージ)




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2007/6/16 カメラになった男

2007/06/17 13:02
○シネマアートン下北沢にて『カメラになった男 写真家 中平卓馬』(小原真史監督)を鑑賞。
http://www.cinekita.co.jp/lineup/camera.html

画像 この映画のよいところは、「写真論」にも「中平卓馬論」にもすんでのところで成りきっていないことである。
 題材やパブリシティから予想されるような「アート系」映画でもない(撮影の荒さがそれを絶対的に可能にしない)。
 この映画は、撮影当時弱冠23歳の大学院生だった写真研究者小原真史が、中平卓馬という大いなる「謎」と出会い、幻惑され翻弄され、あるいは導かれ、共に旅立ち、共闘し、なにかを得て、ふたたび日常に還ってくるという構造をもった映画、すなわち「冒険(アドベンチャー)映画」なのだ。
 だから首から一眼レフをぶら下げたいかにも写真学校生といった体のカメラボーイ・カメラガール(実際そういう観客がいた)が観に来るのは実は見当違いの作品なのだと思われるのである。

 よく知られているように中平卓馬は、気鋭の写真(批評)家として70年代を駆け抜けたわけだが、1977年に急性アルコール中毒により記憶の大部分と言葉を失い、現在も後遺症のためにか、まるでぼやきのようにボツボツとしゃべる言葉はあまりに断片的で、突発的で、言葉足らずで、要領を得ない。そして聞き取りづらい。そのため中平の言葉には、日本語をしゃべっているにも関わらず全編にわたって字幕がつけられている(録音が悪すぎるということもあるが)。
 これに相対する小原は、だから、中平の言動と筆の痕跡を必死に拾い集めて、謎掛けを解かんともがく探偵のようなものである。観客もそれに付き合わされるため、映画が始まってしばらくは全くの困惑の極みに襲われる。

 当初の困惑さを離脱して本格的に映画が始動し始めるのは、両者が連れ立って沖縄への撮影旅行に旅立つパートからである。
 それまであまりに断片的だった中平の言動が、「琉球への旅」という目的へとニューロンの結合のように実を結びはじめる時、はじめて観客も中平の奇矯で意味不明な言動の中にひそむ論理の一貫性に気づき、撮影者の小原も“共犯者”としての地位を始動し始めるからだ。それまでは研究のための記録といったフシも感じられなくもなかった前半部のパートから離れ、明らかに映画を撮るという意思が見えはじめるようになるのもこの沖縄のパートに入ってからのことである。
 最初に述べたように、中平という大いなる「謎」とともに、旅という宙吊りの状態に放り込まれるのだから、これはほとんど「冒険」に他ならない行為である。

 映画中の白眉のひとつは、沖縄で行われた東松照明展のシンポジウム上での発言なのだが、その内容は本編に譲るとして、ここから中平が現役の“たたかう写真家”であることが確認される。同席した東松照明も森山大道もアラーキーも港千尋も形無しの迫力である。一方で、このオヤジの映画にもっと付き合っていたいと思わせるチャーミングさがある。シンポジウム上では周囲からややもてあまされ、道化扱いされていた中平だが、共犯関係にある小原のカメラだけは冷静に事の重要性を見つめている。
 しかしながら、その後明らかになる中平の記憶の混濁によって、小原のカメラは再び困惑に襲われることになる。「謎」は依然として「謎」のままであり続けるのだ。

 最後半部のシーンでは、中平のモノローグが字幕なしで流される。映画も終盤となると、驚くべきことに、あれほど聞き辛かった中平の台詞がそれとなく聞き取れるようになっているのだ。とはいえ、いまだに何を言っているのか要領を得ないのであるが。
 しかし、意味がわかるとかわからないとか言うことはこの際どうでも良くなってもいる。中平がまるで謎掛けのように振りまいた断片的な言葉が、残留思念のように脳にこびりつき、いつか忘れた頃に飛び出す別の言葉と再結合を起こして意味を成すことがすでに了解されているから、もはや根気よく付き合うか、愛想を尽かすしかやる方ないという気分になっているからなのである。
 そんな周囲の諦念などおかまいなしに、今日も中平卓馬は自転車漕ぎ漕ぎ写真を撮って、「謎」を振りまき続けているのだろう。

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