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2006/4/27 タイムマネージメント

2006/04/28 13:03
○自宅にてシコシコお仕事。

○借りてきた本、創刊したばかりの「PHOTONWORK」の冊子などを読む。
http://www.photonwork.org/main/index.html

○民俗誌の原稿がやっと返ってきた。これより校正作業。
赤をいれるのってはじめてなのでやり方がよくわからない。先輩に電話してやり方を聞く。

○昼のロードショウでヒチコックの『裏窓』を鑑賞。

○夜、風呂に入りながらラジオ聞く。NHKのラジオドラマ「青春アドベンチャー」おもしろい。
http://www.nhk.or.jp/audio/prog_se_future.html
ほとんど職人的なストーリーメーキング。一朝一夕にはこういう話は作れるようにならない。

○そういえば件の小沢昭一の「日本の放浪芸」以来、オーディオ・ドラマという形態が気になっている。
ネットで「ラジオドラマ」と検索してみると、寺山修司がむかしつくったラジオ・ドラマが存在し、それがCD化されていることを知った。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/250-8088826-2724227?%5Fencoding=UTF8&dym=0&search-type=ss&index=blended&field-keywords=%E5%AF%BA%E5%B1%B1%E4%BF%AE%E5%8F%B8%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9ECD
「恐山」など聞いてみたいなあ。どこかの図書館においてないかしら。
『寺山修司ラジオ・ドラマCD「恐山」』


○それにしても、いろいろ考えがぐるぐるしてまとまらない。自分にはタイムマネージメントの技術が圧倒的に足りない。いいかげん、やるべきことに順位をつけなければ。

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2006/4/25 いろいろ

2006/04/25 22:50
○土曜!
映画学校。佐藤さんの講義で『ルート181』(ミシェル・クレイフィ、エイアル・シヴァン監督)を観る。
http://palestine-forum.org/route181/
長い。が、すばらしかった。
4時間半の上映+1時間半の講義にめっきり消耗したので帰宅しようとしたら、研究科の講義につれこまれそのまま授業に参加。+1時間半。その後当然のごとく酒の席に移動。同席した初対面8人中、知り合いの知り合い(しかもかなり意外なつながり)が2人もいた。イッツ・ア・スモールワールド!リアルSNS!


○日曜!
CD聞きながら作業。
先日借りてきた小沢昭一の『又「日本の放浪芸」』、第四巻「見世物小屋」は大傑作!
導入の靴音からしてグっとくる。靴音は対象に近づくこと、物語が始まること。小屋のひとと一緒にメシを食い、マージャンを打つ小沢昭一。展開される諧謔的な冗談関係。快活な呼び込み口上。小沢の美しいナレーション。そして物語の終りを告げる祭囃子の余韻。
あー、この類稀れなる音空間が地上に結実したことの奇跡を思わずにはいられない。
これ、今年みた(聞いた)ドキュメンタリーの現時点暫定一位です。


○月曜!
午前中、自宅でシコシコお仕事。つうか勉強。
夜、都内某スポットにて秘密のお仕事。たいへんなところにいった。いやー勉強になります。
終電のがしたので駒込の千葉さんとこへ。3時くらいまで飲む。


○で、本日!
11時ころ起床。通勤する千葉さんとわかれ、そういえば近かったので千石の三百人劇場へ徒歩で行く。
「野村芳太郎レストロペクティブ」が開催中。
http://www.bekkoame.ne.jp/~darts/
そのまま本日1本目の『どんと行こうぜ』を観る。


『どんと行こうぜ』 
4/17(月)4:45 4/23(日)5:30 4/25(火)12:15
1959(松竹大船)●1時間30分●白黒●シネスコ
脚本:野村芳太郎、大島渚▲撮影:川又昂▲音楽:芥川也寸志
出演:牧紀子◎津川雅彦◎川津祐介◎渡辺文雄◎クレージー・キャッツ
◆前作で謹慎中の野村の59年唯一の作品。大学生らの若者風俗を描いた本作は、川又キャメラマンのデビュー、助監督大島の脚本参加、そして盟友高橋貞二の野村作品最後の出演というエポックに彩られる。

いやー、一切の予備知識なく入ったのだけど、すばらしかった。初っ端の長さんのくだりからしてやられっぱなしでした。
普段は何事にも“批判精神”でツンツンあたるのに、酒に酔うとデレデレする放送部長(牧紀子)のツンデレ具合!(使い方あってるかな?)もうほとんど惚れた!
途中、映写中のフィルムが切れるという珍しいハプニングが(しかも2回も!)起きましたが、でも映画が面白かったのでよいです。映写機のランプの熱で溶ける津川雅彦の顔の映像を2回観た!
それにしても古いフィルムって切れるんですね。そして溶けるのですね。こんなとき映写係のひとって慌てるんだろうなあ。すぐに繋ぎなおして上映は再開しました。


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2006/4/21 声と歌の安保

2006/04/24 12:30
○なかのZEROホールにて「日本記録映画作家協会創立50周年記念映画祭」Dプロを鑑賞。
http://wave.ap.teacup.com/documentary/

プログラムD 4月21日(金) 上映・午後1時30分〜5時 4作品
(1)『1960年6月 −安保への怒り』
1960年 16ミリ 白黒 41分
製作 安保映画製作委員会 
製作 川久保勝正 坂斎小一郎 
監督 野田真吉 富沢幸男 
撮影 安保映画撮影集団
 この記録は1960年、安保条約が参院で自然成立するまで日本列島を揺り動かした近代最大の国民運動を克明に、みずみずしく描く。デモ隊の波、波、波。国会構内のデモ隊と警官隊。樺美智子さんの死。アイゼンハワーの来日阻止。岸内閣の崩壊。この作品からは、興奮がストレートに伝わってくる。

(2)『細胞性粘菌の行動と分化 −解明された土壌の生態』
1992年 16ミリ カラー 21分
製作 シネ・ドキュメント 
製作・脚本・監督 樋口源一郎 
撮影 石井董久
 自然の土壌中での細胞性粘菌の生態を世界で初めて記録した作品。樋口監督は以前の作品で細胞性粘菌の寒天培地など人工環境下での生活史を記録したが、この作品ではさらに生態を深く追求している。微速度撮影のとらえた美しい映像を通して生命と進化の神秘に迫る。

(3)『あの日 この校舎で −50年前に被爆したナガサキの記憶』
1996年 16ミリ カラー 30分
企画・製作 映像社・岩波映像株式会社 
製作 坊野貞男 小口禎三 諏訪淳 
脚本・監督 吉川透 
撮影 西尾清
 あの日、長崎市新興善国民学校を襲った原子爆弾。今も子供達が通う校舎は被爆直後市民の救護所とされた。50年後の校舎を訪れた当時の軍医や看護婦たち、手当てを受けた被爆者たちが証言する。強度の放射線被爆という人類初めての体験に未だに医学が答えを出せないでいる現状を…。

(4)『掘るまいか -手掘り中山隧道の記録』
2003年 16ミリ カラー 83分
製作 「手掘り中山隧道の記録」制作委員会 
企画 三宅雅子 
製作 武重邦夫 中川邦彦 
監督 橋本信一 
構成 橋本信一 押田興将 
撮影 松根広隆
 新潟県の豪雪地帯。2004年、中越地震で多大な被害を受けた旧・山古志村。この村に現存する1kmの手掘りトンネル中山隧道は、昭和の初期に16年にも及ぶ期間をかけて村人の手で掘られた。その壮絶なまでの工事の過程を貴重な証言と再現シーンを交えながら描いた人間の精神とエネルギーの記録である。


○お目当てだった『1960年6月 −安保への怒り』は大傑作。
声と歌の安保闘争!
「人民」の履物は地下足袋、ズック、下駄、よれよれの皮靴などからなることがわかった。

あとは普段見ないラインアップなので興味深かった。
細胞性粘菌の行動!そして分化!粘菌がほしい!
ナガサキは上映中映写機の玉が切れるという珍しいハプニングがありましたが、目をそらさない直球で、重要な映画です。
そして手堀トンネル!トンネルがつながる瞬間のカタルシス!励まされました。


○なかのブロードウェイを散策したあと、映画学校へ。本日はキム・ドンウォン監督特別講義。
先月の『送還日記』の試写会でも律儀なひとだなーと感じましたが、やはり今夜も律儀な人だと思いました。『送還日記』は重要な映画。あまり入りがよくないらしいが、昨年おなじ劇場にかかっていた『ターネーション』なんかよりも一万倍は重要だと思うなので、みるべし。
http://www.cine.co.jp/soukan/

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2006/4/20 話術

2006/04/23 14:28
○日比谷図書館にて調べもの。いろいろ本借りてかばんがパンパンに。
いまは一緒に借りてきたCD「小沢昭一の日本の放浪芸」を聞きながらブログを書いてます。ウシシ。これは、“音ドキュメンタリー”の大傑作!!
なんと!シリーズで刊行されてるのか。まとまった金さえあれば全シリーズ手に入れるんだがなあ。

で、なんでこのCDを借りてきたかというと、さいきんおのれの話術のなさと、生きにくさがひょっとするとパラレルな関係にあるのではないかということに気付いたからなのです。生きるために話術を磨く!というのは大袈裟ですが、ここは偉大な先人に学んでみようと企ててみたというわけなのです。
睡眠中にこのCDを繰り返しかけ続け、催眠療法で話術の向上を図ることにします!



○ロフトプラスワンにて「ガンダーラ映画祭」を鑑賞。
http://www.imagerings.jp/
*******************************************
イメージリングス PRESENTS Vol.8
第1回ガンダーラ映画祭〜あの「私の志集」売りの真実が明らかに!!
ガンダーラ映画祭とは、この世のユートピアとは何か?を徹底追及した短編ドキュメンタリーの特集上映のことです。仏教美術関係の上映イベントではありませんので、あしからず。『リンダ リンダ リンダ』の山下敦弘、『たまもの』のいまおかしんじ他、撮った監督本人がやってきて、自作をまったり語りながらの上映。で、今回の目玉は、なんといっても、あの新宿西口で「私の志集」を売ってるナゾの女性の正体に密着した衝撃のドキュメント『私の志集 三〇〇円』!
■上映作品 『子宮で映画を撮る女』監督:山下敦弘/『南の島にダイオウイカを釣りにいく』監督:いまおかしんじ/『童貞。をプロデュース』監督:松江哲明/『私の志集 三〇〇円』監督:しまだゆきやす
【出演】山下敦弘(監督)、いまおかしんじ(監督)、松江哲明(監督)、向井康介(脚本家)、ほか
【司会】しまだゆきやす(イメージリングス)
******************************************

いやー笑った、笑った。おまけ映像も満載でおなかいっぱいです。
以上!


○終映後地上に出ると、大学の友人ドリから生まれたばかりの赤子の写真が送られてきた。先週生まれたのだ。実はこの赤子の誕生日を私は予言していた。4月14日の月は満月だったから、予定日より一週間おくれの出産はこの夜に訪れるものだろうとみていた。そしたら本当に満月の夜に子供は生まれたのだ。ヒトも動物なのです。宇宙の意志を感じますね。
というわけでいま私の携帯の待ちうけ画面は、このアカの他人の子供の顔になっている。まったくなんのつながりもないけれど、君の誕生を私は祝福しています。

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2006/4/19 んー

2006/04/20 00:33
○DVDで『ガキ帝国』(井筒和幸監督)を鑑賞。
竜介死すとも、フィルムは死セズ。
しかし群像劇って言うの?誰が誰だかよくわかんなかったよ〜。


○WOWOWで『サマリア』(キム・ギドク監督)を鑑賞。
昨年公開時に劇場で見たときには、微妙に琴線に触れにこないなーとおもっていたけど、改めて再見したらもう2時間ずっとグジュグジュでしたよ。
その理由を考えたらたぶん簡単なことで、これは“少女たち”の映画なのではなく、“父と娘の”映画だったという明白な事実に今頃気がついたからなんだ。エンコー、エンコー強調してた予告編のせいです。おかげで主題を見誤りました。
で、父と子、人生、独立、といったほとんど普遍的なテーマについての映画であるために、不思議と全体が既視感に覆われているのだが、しかしこの映画のもっと重要な主題は“他者”であると思う。そしてそのすばらしいところはそれぞれの登場人物同士が他者としてせりあがってくる感覚のするどさなのだ。それは皮膚と皮膚がピタリと触れ合う瞬間にバチリとほとばしるもので、例えば娘が父親の不精ヒゲの生えた頬に触れる瞬間に、火花がほとばしるかのように、娘がまるで異星の生命体のような圧倒的な他者としてせりあがってきてしまうという「悲劇」なのだった。その鋭敏な皮膚感覚にまいった。


○ひきつづきWOWOWにて『春夏秋冬そして春』(キム・ギドク監督)
不思議な映画だったなー。泪でグショグショになる紙と布。


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2006/4/18 ふー

2006/04/18 23:45
○参考資料を探して自室の本棚を漁っていたら、あるじゃん河童関係本。
岡村青『茨城の河童伝承』(1981)
坂本清『霞ヶ浦の漁撈習俗(上・下)』(1979)

ンー、渋い。
出版は茨城県民には本屋や図書館でわりとおなじみの筑波書林「ふるさと文庫」。
このラインナップの渋さを見よ!↓
http://www.elite-web.co.jp/syuppan/page2-1-1.htm

ンー、渋い。渋いすなあ。
タイトルみただけでほしくなるのがたくさんあるよ。
地方出版の至宝がここにある。ずっとなくならないでほしい。
以前、近所のブックオフで「ふるさと文庫100冊セット」2万円というのがでていてかなり食指が動かされたのだが、やはり売れなかったらしくそのうち1冊100円でばら売りにされた。上記二点もそのとき手に入れたらしいが、すっかり忘れてた。ちなみにマイ・ファースト「ふるさと文庫」は市立図書館で借りて読んだ、気谷誠『鯰絵新考』でした。


○DVDで『バス174』(ジョゼ・バリージャ監督)を鑑賞。
任意のニュース映像がハっとする意味と迫力をもってせりあがってくる緻密な構成力。既成の映像を読み替えて、スパーンと打ち返すもっともラディカルな映画の戦術がここにある。
後半、犯人が積め込まれた警察車両の窓ガラスに群集の憤怒の顔がうつり込む一瞬の場面があるのだが、これにはゾクっと来た。あの醜い憤怒の形相はぜんぶ僕らのものだ。
特典映像のメイキングもなかなか興味深かった。


○本日のNHK「サラリーマンNEO」
http://www.nhk.or.jp/neo/
「サラリーマン体操」のコーナーに明治天皇そっくりのひとがでていた。いったいどういうひとなんだろう。


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2006/4/17 あーあ

2006/04/18 02:26
○日付けが変わるころ、TSUTAYA半額で借りたDVD『復讐者に憐れみを』(パク・チャヌク監督)鑑賞。ペ・ドゥナの好演。手話をするペ・ドゥナ。エレベーターのシーン(最後の手のコミュニケーション)で号泣しました。


○映画でかわいい女の子をみると眠れなくなるという癖があるので、先日古本屋で購入した野田真吉『ある映画作家』を読みながらベッドにはいります。そのまま読了。これまでは映像民俗学の会との関わりから漠然と「民俗学映画」の人としての野田真吉を過分に念頭においていてしまったけれど、しかし本書に載せられている多様なフィルモグラフィをみてみるとそれではとっても不都合だというしごくあたりまえのことに気がついた。どの作品もみてみたいと強く思う。とくに牛山純一関連のテレビものや、神奈川ニュース社製作の紀行ものなどが気になる。『愛のコリーダ』のメイキング(?)みたいのも撮ってたらしい。ひとまずは明日より開催の「日本記録映画作家協会創立50周年記念映画祭」の金曜日の回に『1960年6月 −安保への怒り』が上映されるようなので、それをみにいこうと思った。

「日本記録映画作家協会創立50周年記念映画祭ブログ」
http://wave.ap.teacup.com/documentary/


○ビストロスマップにゲストででてたタモリが30歳までサラリーマンをしていた博多からの上京話をしていた。まぶしいくらいの奇跡に彩られた活劇にぶっとぶ。どひゃー。

○卒制の参考のために、やはりTSUTAYA半額で借りたDVD『村の写真集』(三原光尋監督)を鑑賞。浮世ばなれした中国美人が気になりました。

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2006/4/14 洞窟オジさん 三仏堂 たたかふ写真家 月光

2006/04/14 09:02
○日付けが変わる頃、重要な仕事の電話。2時間くらいはなしこむ。
とうとう動き出したのですね。うわー。


○で、なんだか寝つけなかったので図書館で借りてきた以下の本を読む。
加村一馬『洞窟オジさん―荒野の43年 平成最強のホームレス驚愕の全サバイバルを語る』小学館(2004)

3年くらい前に事件の存在を新聞で知って以来ずっと気になっていたのだが、なんと本が出ていたとは!
人間が世界と出会うエピソードの数々はそのどれもが感動的。愛犬シロとの生活は一片の詩の輝きをもっている。そこに重ねられる戦後日本発展史によって本書は圧倒的な大河ドラマとなりえた。NHKはほこりを被った武将のドラマなどつくらずに、洞窟おじさんのドラマをつくるべきなのだ。信用回復の道はそこにしかない。
ちなみに洞窟オジさんが一時期生活していた小貝川はうちの近くを流れている。オジさんは取手にもきていたし、土浦ではソープランドにいっている。オジさんが里人によって「発見」される2003年まで、けっこう近いところにいた!
空手家の秘伝書のエピソードも重要ではあるが、里人は本書をもってこそ震撼せしめられよ!


○で、用事済まして昼飯を摂ってると、NHKのニュースで近所の寺を取り上げていた。普段は閉めきっている重文のお堂を一般公開しているとのこと。ここは平将門ゆかりの寺なのです。
めずらしいので母と行く。写真をパチパチ撮った。NHK効果でたくさんひとがきていた。NHKの宣伝効果はやはりあなどれないのです(ものすごい)。
その後母としばし近所の歴史探訪。将門の悲劇の愛妾桔梗のものとつたえられる塚をみて、手を合わせる。国道沿いにあること以外ここは“わび”のあるいい塚なのだ。
母と別れ、そのまま映画学校へ。本日は森さんと豊田直己さんの対談。豊田さんは“たたかふ写真家”。かっこよかったなー。否、ハッとさせられることばかりでした(面目ない!)。


○今夜は満月で、わが住宅街も月の光で真っ白に照らしだされてました。
月光をみてある人のことを考える。そろそろだとおもうのだが。
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2006/4/13 うへー

2006/04/13 20:04
○なんなのこの気温!湿気!
なんだかジーパンがむんむんにおいだしたよ。これって梅雨に特有の現象じゃなかったっけ?
4月=梅雨だとすると、地球温暖化は約2ヶ月進行していることになる。


○本日、地元図書館にて調査+資料集め。
なかなかおもしろい資料が集まりました。もう少し待ってください。
あと、県南の河童の伝承についてもちらほらみてみた。郷土出版物の持つ独特のキナ臭さにまみえながらいくつか散見。やりようによってはかなりおもしろそうなんだがなー。ただし、やはり雲を掴むような印象しかないのはそれが河童だから。このモヤモヤ感がキーになりそう。


○帰路、いつものいきつけの古本屋へ。売り場面積が2倍になっていた。
この古本屋、かつてイトーヨカドーがはいっていたビルの一画に入っているのだが、ヨーカドーが撤退して以来、わけのわからない場末のテナントの集積地のような場所になっている。おそらくはテナント料の安さからか、いろいろな場末の店が起業しては敗北して姿を消していく。だからフロアには敗北の気が満ち満ちていて、そのうえ客層も退職後のヒマそうなおじさんの溜まり場のようになっているのだが、そのなかでこの古本屋だけがまるでガン細胞のように増殖しつづけ、古本のキナ臭さをフロア全体にむんむんと放射しているといった具合なのだ。
それらの古本にはもちろんブックオフのような飼いならされた印象は、ない。毒々しい黒い飛沫を撒き散らす野生の古本の群れなのだ。
で、そこで1時間くらい物色してたらだんだん野趣にあてられてクラクラしてきたので、たまらず退散。

本日の購入は3冊。
野田真吉『ある映画作家 フィルモグラフィ的自伝風な覚え書』泰流社(1988)
鈴木誠『自己表現・映画をつくる』風涛社(1971)
あと月刊イメージフォーラムの創刊準備号(1980)
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2006/4/11 我ら、愛犬家 NHK乳首カメラ その他

2006/04/12 00:10
○宮本ノート、古文書のパートにはいり、たちまち、ペースダウン、です。
ノートの残りはぜんぶ古文書。あー、これは苦行にちかいわ。

でも、この苦行を経てこそ得るものもあるはず!くじけるもんか!


○で本日も、あの秘密の本のカンフル剤効果をつかって、重要な作業を遂行。だんだん輪郭をなしてきた。そろそろ具体化に入ります。


○本日読み始めた本
中野孝次『ハラスのいた日々(増補版)』文春文庫
泣く、泣く、とはきいていたけれども先日ブックオフで手にした時に、これはやばいなー、とおもって買わずにいたのですが、本日欲望に負けとうとう105円で購入。ページ開いてからずっとグジュグジュですよ。まいったなー。
まだ全部読んでないけど、この本の一番すごいページはここだと思う。
第12〜13ページ。

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見開き2ページに二枚の写真が掲載されているのですが、ほぼ同時刻に、おなじ構図で撮られた仔犬ハラスの写真なのです。双方の違いは、やや露出に差があるのと、椅子の上のハラスが立っているか座ってるかという、ごく些細なものだけで、あとは全く同じ写真であるといってよい。しかしこのほとんどおなじ写真をわざわざ見開きで併置してしまうことによって、ハラスがつねに躍動する物体であること、そして、そのつどのハラスはまさに「いま、ここ」にしか生起しない、ほとんど至高の存在となってそこに提示されている。この二枚の写真のあいだのわずかな変移によって生起される意味の豊穣さを、仔犬を飼った経験のあるものならばすぐさま察知することだろうと思う。私はこのページをみて、あまりのやばさに一度手にとったこの本をすぐさま棚にもどしてしまったほどだった。だってさー、グジュグジュなんだもの。
いやー、それにしても、しかしいい写真がいっぱい載ってるなー。うちのエリ犬の写真も最近撮ってないから撮ろうっと。




○本日のNHK「謎のホームページ サラリーマンNEO」
http://www.nhk.or.jp/neo/
「はたらくおじさん」のコーナーで取り上げていた、哺乳瓶の乳首開発のために発明された乳首カメラがすごかった!
http://www.nhk.or.jp/neo/story/20060411_ojisan.html

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 乳首カメラ



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 乳首カメラから見たなにかの映像



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 赤ちゃんの口の中



よからぬ(エロエロ)ことに転用する輩がぜったいいるんだろうなー。

と、思ったら!実際に乳首カメラを使用しているアダルトサイトを発見。やはり技術はエロによって世に広まるのですね。アドレスはおしえてあげないよ、ウシシ。

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2006/4/10 いかない!

2006/04/10 20:02
○朝起きて、朝飯の前に宮本先生のノートを模写する私。
その後朝食を摂り、いくつかの重要な連絡事項を片付ける。

昼食を摂ったのち、しばらくあいだふたたび宮本先生のノートの模写。
その後、いくつかの重要な手作業を片付ける。

このようにおだやかな気持ちで暮らすことができるのはすべて宮本先生のノートのおかげです。宮本先生ありがとう。
合掌。


○しかし!そんな出家僧のような生活をつづけるわけにはいかない!
気持ちを奮い立たせるために、いつもカンフル剤のかわりに読んでいるとある秘密の本(書名は秘密です)を読む。体がぽかぽかしてきた。その後、作業に没頭。新展開がみえた!
ようーし、やるぞー。


○で夜、テレビで映画鑑賞。
『男はつらいよ 寅次郎と殿様』(山田洋次監督)
あーおもしろかった。江戸川の土手のシーンがすごかったなー。
“時代錯誤”がまきおこす摩擦熱っていうのは、物語としてほんとうに魅力的だっ!


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2006/4/9 写経生活

2006/04/10 12:33
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○木曜日、2食。金曜日、4食。食生活不規則、いずれにしろコレステロール過多。
あー、食べるという行為と不健康という概念が直結しない生活を送りたいなー。でも現代では無理?

こないだ博物館で神農という中国のエラいカミサマの画像をみたのですが、木の葉でできた服を着た森の人みたいで格好良かったなー。手当り次第に野草を舐めて薬草を発見した医療のカミサマなんだそうです。1日に70の毒草に出会ったとか。
30日間マクドナルドを食いつづけるとつまらないドキュメンタリーができるけど、毎日野草を舐め続けると中国のエラいカミサマができるのだなあ。とおもった。



○本日テレビで映画鑑賞2本。

『にっぽん昆虫記』(今村昌平監督)
人生の節目節目を川柳で締めくくるってのもいいなー。

パッチギ ! 』(井筒和幸監督)
在日の境界性をバスを倒すという演出ひとつでみごとに表現。あーおもしろかった。
高邁なメッセージや陳腐な論理は、ガツンと脳震盪を起こさせる映画をまえに乗り越えられて、そのどれよりも力をもつことがあるのだということがわかる。なにを伝えるのか、というよりも、なにをやるのか、なのだ。



○ところで、精神が落ち込みそうになると宮本先生の調査ノートを必死に模写している私。いま、宮本先生のノートを模写しているときが一番気分が落ちつきます。あー、宮本先生!

これはまるで写経だわ。
嗚呼、しかし!もう半分くらいしか残っていないよ・・・(禁断症状)。
追加で頼もうかな。

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2006/4/5 作業開始

2006/04/05 23:40
○そういえば以前アナウンスした宮本常一調査ノート翻刻ボランティア。
http://canonthegreat.at.webry.info/200601/article_17.html
1月に申し込み、その後2月のなかばにはすでに資料が届いていた。
送られてきたのは見開き20ページほどのA4サイズノートのコピーが1束。作業の仕様書。そしてノートの画像データを納めたCD‐Rが1枚。僕の担当は対馬調査当時のもので、古文書や集落の成員の身分などを書き取とったものだった。
周防大島の担当者には「宮本の字は平易で読みやすいので作業は難しくないでしょう」といわれあなどっていたのが間違いだった。じっさい目にしてみると癖のあるカタカナで、とくに走り書きの部分など読みにくいところもしばしば。なにも人に読ませるために書いたわけでないのだからそれが当然なのだ。

で、気がのらなかったのもあってしばらく机の上に放り出しておいたのだが、このたびやけにヒマなので、おもむろにコピーの束をひらいてみた。
最初は読みにくいとおもっていたが、しばらく目をはしらせてみれば宮本の記述の癖がだんだん目に慣れてくる。これだったらできそうだと思ったので、おなじ大きさのA4ノートを取り出して書き写し始めた。
ノートに書き取りをしなくても直接パソコンにうち込めばすむ作業なのではあるが、まずはあえて鉛筆をもってノートにひとつひとつ書き写すことにした。そのほうが精確を期せるし、なによりも聞き書き当時の宮本の筆跡を丹念にたどることで、なにか感じるところがあるのではないかと期待したのだ。
それにノートという平面に自由筆記することと、ワープロソフトに活字を書き起こすこととはまったく異質な行為なのだ。宮本のノートにはラフだがなかなか上手なスケッチや、誤記、訂正、削除、追記などいろいろな記述が交錯している。ワープロに打ち込めばそれらは何らかの整理された文字列に置き換えねばならない。記述のブレは排除するしかなくなる。だからまずはこれらをそのままの位置関係のままノートに書き写すことからはじめることにしたというわけなのだ。ちなみに筆記用具にシャーペンでなく、トンボの鉛筆を用いたのはご愛嬌。ちょっとレトロな気分になりたかったのです。


なにも古文書を読み込むほどの難しさではないのだが、やはり普段あまり使わない神経を使う。しばらく作業しては休み、休んでは作業を繰り返しているうちに、10ページほどは進んだ。当初ノート1冊などあっという間かと考えていたが、まだ4分の1にも満たない。
しかしぼんやりとではあるが、宮本がなにを見て、なにに心を留め、そしてなにを書き取ったのか(しかしなにを書き取らなかったのだろうか)、その記述の法則が垣間見えるような気がする(あくまで気ではある)。その点についてはいずれ報告することにする。
〆切はまだまだ先なことでもあるし、これからゆっくりつきあっていくことにしよう。

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2006/4/4 老後のような生活

2006/04/04 22:09
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○天気が良いので布団を干し、部屋を掃除。布団がふかふかになった!これで夜もぐっすりだわ。
しかし!これ以上部屋の居心地を良くしていったいどうするというのだ・・・おれ。

それで、布団を干しながらラジオで文化放送「吉田照美のやるマン」を、昼飯をつくりながらTBSラジオ「ストリーム」を聞いていたら気分が無性に春めいてきた。嗚呼…、春にはなぜかくもAM放送が似合うのだろう。


○東京より緯度の高い我が県南地方はようやく桜が満開。気分も春めいてきたので発泡酒を買い込み近所の公園でひとりお花見。

愉しかった!
けど、さみしかったわ。土手に寝転んでたら発泡酒がちょっぴり草の味がしたよ。
撮るものもみつからないので自分の左手を撮りました。(写真)


○帰り道、図書館によって重要な調べものと観察をする。
市立図書館の閲覧スペースは、日がな一日なすべきこともなくただぼんやりたたずみ、読み飽きた新聞を何度も手繰り続けるリタイヤ層のおじさんたちの溜まり場になっていることを私は知っている。おじさんたちはしかし図書館なのでおたがい会話をまったく交わさない(めくばせくらいはするのかもしれないが)。きっとお互いの名前も知らないだろう。開館とともにいつもの定位置につき、閉館をつげる「ホタルの光」の音色とともに夕刻の団地へと四散して行くのだ(でも大丈夫。明日にはまたここで会えるから)。
このメンツでなにか趣味のサークルでもつくるというのはどうか!

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2006/4/3 北風が!

2006/04/03 14:40
○狂暴な北風や、先輩社員の靴磨きをさせられる新入社員のニュース映像などにゲンナリさせられぱなしの新年度だけど、くじけずにがんばろう…。


○で日曜日。今年も行って来ましたよ〜。かなまら祭。
http://tomuraya.co.jp/wakamiya-10.htm
雨が降りそうだったのとやけに人出が多かったので何度もくじけそうになりましたが、やはりいいお祭でした。鶴光師匠顔負けのエロトークで昨年の会場を沸かせた大根削りのおばさんに会えなかったのは残念でしたが、なんとか追撮終了。
境内では某新聞社勤務のOりおさんとも遭遇。同僚を誘ってフィールドワークにきたんだそうです。


○帰り道、ようやく今年度のスケジュール帳を購入。
まだまだ予定欄はまっさらです!

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